『創作彼女の恋愛公式』は2021年にWIN用として、Aino+Linksから発売されました。
原画の有葉さんの絵、特にパッケージに惹かれて興味を持った作品でした。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
今年から従姉妹の家に移り住むことになった主人公・鏡寿季は上京するにあたり、ある想いを胸に秘めていた。
それは、失ってしまったクリエイターとしての力を取り戻すこと――
かつて、寿季は幼馴染の少女がいた。その名は、彩瀬逢桜。
幼い頃から傍にいて、創作に関しては良きライバル関係だった。
しかし、年令を重ねるうちに自分と逢桜は何かが違うんだと思うようになっていく。
その後、逢桜は家の事情で東京に引っ越してしまう。
離れ離れになった寿季と逢桜は手紙で近況を話しながら、互いの書いた小説を送りあっていた。
しかし、進学を境にぱったりと逢桜からの連絡が途絶えてしまう。
それでも寿季は創作活動を続け、同人ゲームを製作し、さらにはライトノベルで商業デビューを果たしていく。
順調にクリエイターとして成長していった寿季だが、半年前のとある出来事を境にスランプになってしまう。
同年代のクリエイター達と同じ時間を過ごせば、刺激になってスランプを脱出できるかもしれないと考える。
そこで都内にある様々な分野のクリエイター達が集まる私立才華学園への入学を決意する。
――そして春。
無事に才華学園に合格した寿季は上京し、東京で偶然にも逢桜と再開する。
<感想>
個人的に有葉さんの絵は好きなので、その点では、そこそこ良かったといえるでしょうか。
本作は、某ラノベと設定が非常に似ています。
私は後から気が付いたのですが、最初から気が付いていたら、そもそも本作をプレイしていなかったかもですね。
そういうのが気になる人であれば、プレイしない方が賢明だと思います。
多少設定が似ていたとしても、エロゲとして異なる魅力があるならば、それはそれで良いのかもしれません。
たとえば、主人公を大人の設定に変更するとかですね。
創作を行う主人公らの物語で、何で学園設定が必要なのか、そこが凄く疑問に思ってしまいます。
これがラノベならば、メインの読者が中高生でしょうから、多少リアリティがなくなろうとも、メイン読者層にうけるよう、主人公を学生にした方が良いという考え方もあるでしょう。
しかし、エロゲでは、そうする必要はないと思います。
なお、本作ならではの要素というのを、物語の後半で描きたかったのでしょうが、こちらは量が足りず、消化不良に終わってしまっています。
他にも、これはまぁ、本作に限ったことはないのですが、序盤から回想の多い作品は感情移入がしにくく、構成に問題があるように感じてしまいます。
一つ気になりだすと、次から次へと気になってしまいますし、主人公についても、合わない人は合わないだろうなと思います。
<評価>
グラフィックとか水準以上のものもあるのですが、全体としてみると、エロゲの駄目なところが凝縮されたような作品でした。
そのため、総合では凡作とします。
雰囲気は良さそうだっただけに、とても残念でした。
Last Updated on 2024-08-06 by katan



