『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』は、1998年にセガサターン用として、セガから発売されました。
シリーズ2作目になりますね。
<感想>
前作はいろいろ穴だらけだったけれど、それを消してあまりある個性を伴った作品でもありました。
本作はその直接の続編なわけで、当然ながら前作をやった方がずっと楽しめます。
そのため、できるだけ前作からプレイした方が良いでしょう。
さて、前作は最初こそ何だこれって思ったものの、認識を改めて再プレイしたら結構楽しめましたし、何よりキャラは好きだったのでね。
今作も評判は良さそうだったのでプレイしたのですが、結果的には購入をちょっと躊躇った不安要素が、的中してしまった感じになってしまいました。
つまり、前作はとにかくインパクトがあった作品だったところ、本作は直接の続編ということでその部分が薄まっているんですよね。
新規キャラにあまり惹かれなかったというのもありますが、やっぱり新鮮味を感じられなかったです。
ライターがライターだけに、相変わらずストーリーにも期待できないですしね。
システム面は若干ましになったのですが、あくまで前作より良くなったというだけで、決して長所たりえる内容でもありませんでした。
総じて、穴も減ったけど長所も減った、いまいち特徴のない普通のゲームになった感じでした。
何だかんだでさくらが好きなので、普通には楽しめたんですけどね。
そのため佳作とはしておきますが、それ以上でもなかったってことですね。
まぁファンの間では絶賛されているし、ライターを毛嫌いする人は2作目に近づかないでしょうから、その間の微妙なポジションの私みたいなのは少数派かもしれませんけどね。
でもこの時に見限っていなかったから、3で心底楽しめたので、世の中どうなるか分からないものです。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-12-28 by katan
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