Hyper→Highspeed→Genius

2011

『Hyper→Highspeed→Genius』は2011年にWIN用として、ういんどみるから発売されました。

後発の作品は、頑張らないとねと思った作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
一般的よりも高い才能や、特殊な能力を持ち、世界を守護する役目を担う者――
その名を‘ジーニアス’という。
この世界には、そんな彼らを健全に育成するために設立された三つの‘学園’があった。
‘ニッポン’中のジーニアスを集めた学園『私立皐月学園』
世界中からジーニアスを集めた女学園『聖ジュライ学園』
世界を‘裏側’から支える者たちの学園『国立水無月学園』
学園の努力もあって、一般人とジーニアスは共存し、世界は平穏に満ちていた。そんなある日のこと。
ジーニアスの能力を強化する秘宝‘ノア’が発見されたことで、事態が一変する。
「ノアを手にした聖女、世界を統べる世界長となるであろう」
この言い伝えを信じた三学園の学園長は、自分の学園の‘会長’こそが相応しいと主張を始めた。
長い長い協議の結果、三つの学園を統合し、そこで開かれる‘会長選挙’により、どの会長が‘世界長’に相応しいのかを決めることになる。
統合後の学園の名は『私立葉月学園』。
そこに一人の青年がいた。この世界を変えるため、世界の全てを手に入れようと望む青年・明智久司朗である。
秘法を手に入れるべく暗躍を開始した彼は、悪魔‘メフィスト’と契約。
その力をもって会長候補を口説き、籠絡し、そして支配しようとした。
しかし、久司朗は利用しているはずの彼女たちに別の感情を抱くようになってしまう。
その感情とは――馬鹿な、この俺が恋など。そう、恋である。
焦れば焦るほどドツボにハマる久司朗。
はたして、彼の目的と恋の行方はどうなってしまうのだろうか?

<評価>

なんか評判が良さげだったので、結構後になってプレイした作品ですね。
あまり書くこともないので、今回は本当に短評で。

設定自体がどこかで見たことのあるようなものが多く、あまり独自性を感じられません。
もっとも後発なら後発で、より掘り下げてあれば、そこに新たな個性を感じることも可能だし、楽しむこともできたのでしょうが、それもありませんでした。

あとは、主人公ですね。
エロゲにはヘタレ主人公が多いけれど、あれはライターが書きやすい、安全策なんでしょうね。
本作のような優れた設定の主人公にしてしまうと、いくら設定上は優秀でも、結局はライターの能力以上の行動はできないし、不可解な行動が出てくると余計に目立ってしまいますから。
まぁ、それにしても、もう少し主人公の書きようはあったとは思いますが。

<評価>

総合では凡作でしょうか。

エロゲユーザーは、何かに似ている作品に寛容な人が多いので、気にならない人は気にならないのでしょうが、そういうのが気になる人は注意した方が良いでしょうね。

ランク:D-(凡作)



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Last Updated on 2024-12-22 by katan

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