『フリフレ』は2009年にWIN用の同人ゲームとして、Noesisから発売されました。
ヒロインがとても可愛い作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
親と喧嘩をして家を飛び出した少女・結依は、行くあても無くひとりで夜の街をさまよっていた。
結依は友人に騙されて紹介された出会い系掲示板「FreeFriends・フリフレ」に自分自身を登録してしまう。
何も知らず救いを待ち続ける少女。
学園の教師をしている主人公が偶然それを見かけ、結依に救いの手を差し伸べる。
欲望に満ちた夜の街でふたりは出会い、背徳の課外授業が始まるのだった。
<感想>
本作は最初に選択肢があり、そこで恋愛ルートと陵辱ルートのどちらのルートに進むかが決まります。
以後はそれぞれのルートが進行しますので、別物のストーリーが2本という印象が強いですね。
このような形式は、10年代後半になってくると少なからず登場してくるのですが、本作発売当時は珍しかったように思います。
ゲーム性を放棄したかのようなゲームデザインであることから、昔ながらのADV好きの視点からは異論を挟みたくもなるのですが、無駄に共通ルートが長いよりも、これはこれで十分にありなような気がします。
このゲームの最大の特徴は、何と言ってもキャラデザでしょう。
ヒロインは1人だけなのですが、黒髪ロングのお嬢様で当然優等生。
まさにストライクゾーンのど真ん中です。
まぁ、この手の設定は散々他のゲームでもありますからね。
並のゲームならまたかって感じで少し飽きてきているのですが、本作は別格でしたね。
見た瞬間に惹かれてしまいました。
原画は珈琲貴族さんなのですが、これは代表作になるくらい良かったですね。
ただ、絵が抜群に綺麗で可愛かったわりには、エロさは思ったほどではなかったかなと。
それと、ストーリーはお約束のパターンの域を出ていませんし、ボリュームも全然ないです。
低価格ゆえに仕方ない面もありますが、それでもコストパフォーマンスはあまり良くないかと思います。
<評価>
このグラフィックでなければ、凡作か駄作くらいの内容でしょうね。
絵がずば抜けているのでそれでポイントを稼ぐ形になりますが、思ったほどエロくなかったので佳作にとどめておきたいと思います。
結局のところ、キャラが気に入るか否かが全てでしょうね。
絵を見てあまり惹かれないのなら、プレイする必要性はないでしょう。
逆に惹かれるものがあるなら、買って損はないと思います。
ボリューム不足とかストーリーに深みがないので点は増えませんが、無駄に長い日常とかイラつく要素もなくマイナス要素がありません。
なので、キャラが気に入ればすんなり入っていけるでしょうし、値段分は十分に楽しめると思いますからね。
ランク:C-(佳作)
Last Updated on 2024-07-09 by katan
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