『エイミーと呼ばないでっ』は1995年にPC98用として、シーズウェアから発売されました。
髪、髪、髪、髪・・・
すみません、髪の毛とボンレスハムしか覚えていませんw
<感想>
主人公の髪の毛が、顔の2倍はありましたからね~
いや、インパクトは抜群でした。
内容も変でしたしね。
基本的には馬鹿ゲー(電波ゲー)になるのでしょうか。
それにレズとSMチックなエロが混ざり合って、何ともカオスな雰囲気になっていました。
冒頭でボンレスハムと書いたのは、Hシーンで縛られていた光景が、ボンレスハムにしか見えなかったものですから・・・
本来ならエロく見えるはずのシーンが、逆に笑えるシーンになるという、本当に変なゲームでした。
ゲームジャンルはコマンド選択式のADVで、学園・病院・洋館を舞台とした全3章から構成されています。
同じ登場人物でありながら各章ごとに違う物語が展開されるということで、構成的には『XENON』に近いものがありますね。
ただ、この頃のシーズウェアは剣乃さんがいたこともあって、1作ごとに確実に進化し続けていました。
毎回新しい切り口を見せられていたわけで、それを考えると二番煎じ的な感じの本作は、ちょっと物足りなく感じました。
ストーリーも、最初のテンションを保っていれば、馬鹿ゲー或いは電波ゲーの初期名作として、
後世に語り継がれた可能性もありましたが、後の章に進むにつれ普通になっていったんですね。
まともになったがためにかえって特徴が失われてしまい、結果的には勿体無い作品でした。
<評価>
まぁ、あまり私の好みとは合わない作品でしたが(あの髪が、いまだに生理的にうけつけなひ・・・)、独特な世界観を構築できた点は評価されるべきなんだと思います。
今振り返ってみるならば、もう名前も思い出せないヒロインが一杯いるのに、それでも栄美は今でも覚えているわけですからね。
その時点で作品としては成功したってことなんでしょうね。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-10-27 by katan
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