『Dear My Friend』は2004年にWIN用として、lightから発売されました。
くすくすさんの描くキャラが可愛かったですね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
それは、ある冬の日に始まった、淡い青春の物語――。
主人公の少年――森川恭一は、その街の学園に通うごくごく普通の男の子。
売れない小説家の父親と看護婦をしている母親に育てられ、真っ直ぐに……とは言えないまでも、取り立てて道を踏み外すこともなく、用意されていたレールの上を走り続ける毎日だった。
退屈で、刺激の少ない日常。多少は不満を感じないでもなかったが、友達という名の仲間たちと共に過ごす毎日は、それなりに楽しいと感じられるものだった。
だが、その日から、彼の生活はほんの少しだけいつもとは違うものになっていく。
きっかけは、恭一の父親が一人の孤児を自宅に引き取ってきたこと。
恭一と同い年で、久城麻衣とかいう名前の、可愛いらしい女の子である。
父親曰く、身よりのない彼女の里親になることにしたのだという。
突然「家族が増えました」などと言われても、恭一には戸惑うことしか出来ない。
それは引き取られてきた少女も同じの様子。だから、二人は友達になることにする。
一緒に暮らしているとはいえ、友達が増えるだけなら問題はない。
そんな風に思いこもうとする。恭一は自分の親友達にも麻衣を紹介し、新たな仲間に加えていこうと試みる。
一つの変化を除き、何も変わらない日常。
……でも、一つの変化が何かを変えつつあることを、誰もがひっそりと感じている――。
<感想>
当時の、典型的な学園恋愛ゲーの1つですね。
具体的には、ゼロ年代前半の作品らしく、ヒロインに口癖があったりします。
また、これが10年以上後の作品であれば、キャラゲーに特化していたのでしょうが、この当時の作品ということで、キャラゲーに徹しきれず、少しストーリーにも色気を出してみたみたいな感じです。
そういうところも含めて、当時の王道路線のゲームってところでしょう。
個人的には、そういう個性のない点はマイナス要素なのですが、当然好きな人もいるでしょうから、そういう人向けの作品なんでしょうね。
また、王道物とはいえ、丁寧に作られています。
だから初心者でも比較的安心して楽しめるでしょう。
こういう作品ということは、ある程度事前に分かっていましたので、本来であればスルーするところだったのですが、本作に関しては、ハッキリ言って絵買いですね。
くすくすさんの描くキャラは可愛く、個人的にも好きなものですから。
そのため、キャラデザは概ね満足でした。
ストーリーも丁寧ですので、ここまでなら良い印象と言えるでしょう。
ただ、ある意味、根本的な話なのですが、主人公はあまり好きになれませんでしたね。
まぁ、それは私の個人の好みでもありますから、あまり評価には影響はしないですけどね。
しかし、ルートによって主人公の性格が変わって感じられるのは、どうにもいただけないですね。
基本的に私は複数ライターの作品は好きではないのですが、その弊害がモロに出てしまった感じです。
これは個人の好みではすまない問題ですし、作品の統一性にも大きく影響します。
<評価>
総合では佳作といえるでしょうか。
主人公の性格が人によっては会わない可能性は十分にありますが、それ以外は同系統の作品の中では良く出来ている方だと思いますので、キャラデザを見て良いなと思った人であれば、楽しめる可能性はあるかなと思いますね。
ランク:C-(佳作)

Last Updated on 2026-01-17 by katan


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