『Bad Name』は2005年5月22日にWIN用として、Silveredsteelから発売されました。
読み応えのある痴漢ものでしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
商品紹介・・・
主人公の少女の視点で書かれた凌辱物のノベル。
挿絵付きの官能小説のような物です。
シチュエーションやHの内容は、集団痴漢、レイプ、強制絶頂、連続絶頂、野外、露出羞恥、アナル、輪姦、拘束、バイブ付き貞操帯、二穴責め、指や器具責め等々です。
主人公は貧乳、敏感肌、潜在的にMのアナルっ娘。
淫語等を喋ることはほとんどなく、恥かしさに必死で声抑えながらも感じてしまって、という傾向です。
<感想>
やたら面白いフリーの痴漢ものノベルがあるとの噂を聞いていたところ、その作品が『masher』でした。
実際にプレイしたら本当に面白く、それで興味を持ったのが直接の続編たる本作でした。
ちなみに、『masher』は体験版みたいなものであり、本作からのプレイでも問題ありません。
ストーリーは、大まかに2つから構成されます。
電車内での痴漢行為及び陵辱を被害者の少女視点で描くNomalルートと、その後助けてくれた父親と近親相姦に突入するTrueルートです。
フリーで遊べるってこともあって、私は『masher』を先にやりました。
『masher』と本作のNomalルートが痴漢を題材にしているわけですが、これが実に秀逸な出来でした。
痴漢もののゲームで心理描写がここまで巧みな作品は、私は他には浮かんでこないですよ。
久しぶりに文章の上手いライターに出会った感じでしたね。
文章力の高いライターが陵辱ものを書くとこうなるという、まさに典型例とも言えるでしょう。
昔はね、上手い人も結構陵辱系の作品を書いてくれていたんですよ。
ストーリーの良い陵辱ものも幾つかありましたし。
でも近年は、陵辱ものは陵辱だけになってしまいました。
ストーリーをきちんと書ける人が、この手のを書いてくれなくなっちゃったんですね。
それだけに、本作の存在は大変貴重なのです。
さて、本作は前半までなら抜群に面白い作品でした。
価格から考えても前半部分だけで内容・CG枚数共に十分な量がありますし、この部分だけでも名作と判断できるでしょう。
しかし、欲を言うならば、後半のTrueルートは蛇足というか、前半に比べると少々物足りなかったですかね。
テーマの違う2つの題材を欲張って混ぜたことで、ちょっと全体のまとまりが無くなってしまったようにも思いますし。
最後まで痴漢もので貫き通していてくれたら、あるいは傑作評価もありえたかもしれません。
そう考えると、ちょっと勿体無かったですね。
それにしても、本作の制作者は凄いですね。
ストーリーだけでなく、グラフィックもサウンドも自作ですから。
幾つか兼ねるというのは98時代にはちらほらとありましたが、それでもここまで出来た人はほとんどいないでしょう。
それを今の時代にやるとはね、本当に脱帽ものですよ。
久しぶりにテキストが優れた陵辱ものってことも相まって、非常に懐かしいようなホッとした気分になれました。
いや、痴漢ものをプレイして、それでホッとしているようじゃ人としてあれですけどねw
<評価>
まぁ、傑作評価には至りませんでしたが、それでも十分名作だと思いますし、陵辱系の同人ゲームでは掲載時までで最高の点数だったりします。
私は普段、どのライターの文章力が高いかなんて気にしない方です。
そういうのを求めるなら小説を読むというのもありますが、ハッキリ言ってどんぐりの背比べで、あとは個々人の好み次第だろって思いますからね。
しかし本作では、陵辱ものとしては一見ありがちなシチュエーションに、見事なくらいはまっていったわけでして。
これはもう、文章力が高いとしか説明しようがないんですよね。
自分でおさわりできない痴漢ゲーに否定的だった姿勢も、このゲームで完全に打ち消されてしまいました。
痴漢・近親ものに抵抗のある人は別ですが、陵辱系でテキストも楽しめる作品を探しているのであれば、文句なしにおすすめできる1本と言えるのではないでしょうか。
Last Updated on 2026-02-08 by katan



コメント
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懐かしいタイトルですね。
2000年前半から時間をかけて念密に話の続きが公開(頒布)され女性視点からの心理描写が細やかに表現されてました。
状況描写というかどんどん深みに嵌っていく過程が綴られていたなと思います。
最後のTrueは確かに蛇足に思えるかもしれませんね。
近作エロゲでの『それ妻』の寝取られ(寝取り)ものそして本作の痴漢(陵辱)ものは
コンパクトに収まりそれなりのバリエーションがあるもののどこか創作投稿エロにあるような既知感が有り
企画者(ライター)の独創性が感じ難い印象が有ります。
規制に配慮して迂闊に突出した表現がし辛いのもあるのでしょうが。
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>2000年前半から時間をかけて念密に話の続きが公開(頒布)され
私は『BADNAME』発売時に存在を知ったので、
それまではフリーの方は知らなかったわけでして。
なるほど、大分前から少しずつ公開されていたんですね。
だからこそ、あのクオリティも維持できたと。
>最後のTrueは確かに蛇足に思えるかもしれませんね。
まぁ、これはこれで楽しかったんですけどね。
評価という観点だと厳しくなってしまうだけで。
>企画者(ライター)の独創性が感じ難い印象が有ります。
マニアックな題材で頑張ろうとする優れた人が減ったのかもしれませんね。
まぁ、業界全体にも当てはまることかもしれませんけど。
それと狭い分野であればあるほど、掘り下げることも難しくなりますからね。かなり出尽くして、独創性の感じられる作品も出てきにくいのでしょうね。
本当は、どんなゲームかも分からない、そしていざやってみたら既存の分野に簡単に収まらないようなのが出てきたってのが最高なのですが、そういうのは出しにくいでしょうから世知辛い世の中になったものです。