桃太郎伝説2

1990

『桃太郎伝説2』は1990年にPCE用として、ハドソンから発売されました。

桃伝シリーズの第2弾ですね。

<感想>

ハドソンの桃太郎~って言うと、おそらく今は、ほとんどの人が桃鉄を思い浮かべるでしょう。
単に私が桃鉄好きってのもありますが、今でもシリーズが続いていますので、おそらく桃鉄の認知度の方が高いと思います。

でも、本当は桃鉄よりも先に『桃太郎伝説』というRPGがあって、そちらもまた名作だったわけでして。
本作は、その桃伝の続編となる作品になります。

さて、桃伝シリーズの特徴は幾つか挙げられるところ、まずは日本の昔話をモチーフにした和風な世界観があります。
当時は中世ヨーロッパ風の世界観のRPGばかりでしたので、この和風な世界観は特に異質に感じられつつも馴染みやすくもあり、それで評判にもなったのです。

その世界観は本作でも健在で、ファンなら納得の出来だったように思います。
変化を好む私の方向性とは異なるのですが、多くの人が満足しやすい、いわゆる正当なな進化形ってところでしょうね。

前作は擬似パーティ制で、犬猿雉は仲間になるものの、プレイヤーが直接に扱えるのは桃太郎1人でした。
今作では完全にパーティ制になりましたので、単純なゲームの幅も広がりました。

それと、お供の数も大幅に増え、最大で20人の隊列にまで膨れ上がりました。
それが画面で動き回るわけですから、何とも圧巻でしたね。
ゲームにグラフィックなんぞ関係ねぇって人には怒られるかもしれませんが、旅をしてきたんだな~ってのが見た目で伝わってきますので、私はこういうのは好きなんですよね。
そもそも、性能の悪いファミコンではこれは無理があって、このずらずらとお供を引き連れて歩くシーンが、まさにPCエンジンならではの特徴でもあり象徴でもあったんですよね。
今となってはだからそれがどうなんだって言われそうなのだけど、これぞPCエンジンのRPGだって感じがしたものです。

<評価>

基本的には前作の正当進化形ですので、私の基準では評価は伸びにくい作品ではあります。
とはいえ、それでも多くの仲間をぞろぞろ引き連れて歩くという、独自の路線を構築できた点は大きいと思いますし、ハードの性能を活かした作品ということからも、総合では名作扱いで良いのではないでしょうか。
すっかり桃鉄の陰に隠れたしまったような印象の桃伝シリーズですが、良い作品だったと思いますね。

ランク:A-(名作)


Last Updated on 2025-02-01 by katan

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