『RAY-GUN(レイ・ガン)』は1990年にPC88用として、elf(エルフ)から発売されました。
ジャンルはフィールド移動タイプのRPG。
つまりはオーソドックスなRPGってことですね。
<感想>
RPG全体ではフィールドタイプが多いとはいえるものの、アダルトゲームではダンジョンタイプのRPGの方が比較的多かったです。
『カオスエンジェルズ』以降、PC98時代を通じても、名作RPGのほとんどがダンジョンタイプです。
エルフにしても、あの『ドラゴンナイト』がダンジョンタイプですしね。
そのため、この時代は、アダルトゲームのフィールドタイプRPGってだけで、とても珍しいものだったと思います。
そして何より、私はフィールドタイプの方が好きなのですよ。
本作はエルフ初のフィールドタイプのRPGであり、それ故に個人的にはとても期待したものです。
しかしながら、正直なところ出来は芳しくなかったですね。
エルフはADV作りは神懸かっていましたし、他のジャンルも基本的に卒なく作っていました。
でもフィールドタイプのRPGだけは、最後までずっと鬼門だったように思うわけで、本作はその躓きの最初となった作品になりますね。
本作の個別の事情を見てみますと、まず異常ににエンカウント率が高かったです。
それと、敵がアニメーションで動くのは良いのですが、これが妙にとろかったりしますし。
ストーリーは近未来が舞台で、ステロイドと呼ばれる機械と昆虫の混ざったような物がいて、これがときどき街に女の子をさらいにきます。
主人公は壊れたステロイドを修理していたら、恋人をステロイドにさらわれてしまったわけで、そこで恋人を取り戻すために冒険にでることになります。
設定はわりと良いと思うのですが、これまた中身がスカスカでした。
まぁ、なんというか、ゲーム部分もストーリー部分も、あんまり良くなかったのですよ。
もっとも、全部が駄目というわけではなく、キャラはとても可愛かったです。
このゲームはそのためにあるようなものでしょう。
<評価>
総合的には凡作ってところでしょうか。
絵のポイントで元は取れたかもしれませんが、それ以上にストレスも多かったですしね。
エルフのADVは無条件で買いだと思った時代がありましたが、フィールドRPGは要注意。
そんな苦手意識を作ってしまった作品でしたね。
ランク:D(凡作)
Last Updated on 2025-02-01 by katan



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