愛姉妹・蕾・・・汚してください

2004

『愛姉妹・蕾・・・汚してください』は2004年にWIN用として、シルキーズから発売されました。

初代『愛姉妹』から10年ぶりとなる続編でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
可憐な姉妹があなたを官能の世界へと誘う
追試で合格点をとる為に学園の試験問題を盗んだ翔一。
全てが計画通りに進むかと思われた矢先、彼の悪事を偶然知る純心な姉妹の存在が発覚するのだった。
強欲に駆られた男は、清らかな姉妹をその支配下に置くべく不条理な企みを実行してゆく。
桜色に染まったうら若き乙女達の蕾が女の薫りと共に花開き、儚く淫らに滴り落ちる官能シーンがあなたの漢を刺激する…。

<感想>

初代のリメイク版はファンの間からは黒歴史扱いでしたが、94年に発売されたオリジナル版は、98時代屈指のヌキゲーでもあったわけでして。
当時なら、知らない人はいないくらいの作品でした。
そのため、私もかなり思い入れがあったわけですが、それだけにあの黒歴史が許せなくってね。
続編も最初は興味が持てなかったのですが、絵を見て考えが変わりました。
初代ほどのインパクトはないものの、メインヒロインの琴乃がかなりツボなデザインだったものですから。

さて、本作は続編とはいえ、つながりは全くないので、前作をプレイしなくても全く問題はありません。
続編というのは、あくまでも傾向が似ているという程度のものであり、ヒロインの数や構成であるとか、大雑把なストーリーの流れであるとか、分岐により枝分かれするタイプのノベルゲームという構造であるとか、そういったものが似ているということですね。

大まかな構造が似ているので、従来のファンには既視感が漂うのですが、それを抜きにしてもストーリーは弱かったですね。
いや、ヌキゲーなんで読ませるストーリーは不要かもしれませんが、それはそれでエロさを追求したストーリーが必要ってものでしょう。
テキスト自体はわりとねっとりと書かれているのかもしれませんが、どうにもぶつ切れのような中途半端感が強かったものでして。
結果的に、実用性方面でもあまり楽しむことができませんでした。

グラフィックも立ち絵は完全に好みだったのですが、一枚絵はあまりエロくも感じられなかったわけでして。
悪くはないのかもしれませんが、長所にはなりえなかったねってところでしょうか。

ジャンル的には、基本的には前作を踏襲しています。
つまり選択肢により物語が分岐していくタイプのADVですね。
昔はこの類のゲームは一杯あったのですが、近年は個別ルートに入っていくものばかりなので、懐かしさも漂ってきますね。

細かいシステム面では、前作は初めて回想モードを搭載したゲームでした。
ヌキゲーには回想モードが何より大事なわけで、それを搭載した前作はシステム的にも画期的だったわけです。
本作もその意思を受け継ごうとしたのか、バイブの強弱をつけられるとか、若干の工夫はなされています。
しかし、あまり意味をなしていなかったわけで、ハッキリ言って、別になくても構わないシステムでしたね。
さらに細かいところを言いますと、本作はディスクレス不可でした。
ヌキゲーでディスクレス不可は痛いわけで、利便性を重視した前作とは大違いです。

<評価>

総じて、どうにも中途半端な作品でしたね。
愛姉妹の名がなければ、間違いなくプレイしていなかったでしょう。
名作の続編ということで少しは期待していただけに、ちょっと残念な作品でしたね。

ランク:D(凡作)


Last Updated on 2025-12-14 by katan

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