彼女のセイイキ

2014

『彼女のセイイキ』は2014年にWIN用として、fengから発売されました。

fengの本気、というキャッチコピーで話題になった作品でしたね。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
ある日のこと。アキバからの帰り道、主人公は電車で痴漢と間違われる。
その相手は、ひさしぶりの再会となる幼なじみ──秋善冬華だった。
子どもの頃の彼女は、清楚で可憐な金持ちお嬢さまで、クラスのアイドル的存在だった。
男子にとっては憧れの対象であり、だからこそ近寄りがたい存在でもあった。
主人公もまた然り。だけど主人公は、彼女のことが好きだった。
そうなった幼い頃の想い出がある。
その後、進学先が違ったことで、疎遠になっていった。
もしかしたら初恋だったのかもしれないと、今の主人公は思っている。
痴漢は誤解なのだが、冬華はここぞとばかりに言う。
「許して欲しかったら、私の執事になりなさい」
久しぶりに出会った二人の物語が、不思議な関係となって再度動き出す――。

<感想>

今回は簡易感想ということで、短めに扱います。

元々本作のことをあまり注目していなかったこともあり、「fengの本気」という言葉もファンが言い出したのかなと、そしてそう言う人が出てくるくらいに、今回は凄いのを作ってきたのかと勘違いしていました。

しかしながら、よく見ると、ブランド自体がそいうキャッチコピーを用いたということであり、まぁそれはそれで意気込みの表れなのかもしれないけれど、なんか普通はファンが言い出すべき言葉じゃないのかなって、少し不思議に思ったものでした。

作品としては、良くも悪くもフルプライスの恋愛ゲーの、メインヒロインのシナリオだけを取り出して、それをロープライスで提供したという感じでしょうか。

もっとも、エロを多めにしているものの、ライターがその方面に向いていないように思うわけでして。
ライターにはファンもいるようですし、魅力もあるのでしょう。
しかし、少なくとも本作においては、作品のコンセプトとライターの持ち味がミスマッチなようで、結果としてはどちらの良さも出せていなかったように思います。

<評価>

正直なところ、本気でこれなの?って思ってしまいました。

まぁ、原画も頑張ったと思うし、ライターも頑張ったと思うのです。
個々のパートを担当した人は、自身の持てる力で頑張ったと思います。
だから、そういう個別の部分ではなくて、もっと根幹である企画の段階に問題があったのでしょうね。

今回は、フルプライス商業ゲーを作るブランドが、ロープライスで出した形になります。
これを仮に野球で例えるならば、現役メジャーリーガーが日本に乗り込んで来たとなるのでしょうか。
しかし、意気揚々と乗り込んではきたものの、上手く適応できておらず、日本の超一流に比べると劣っていたみたいな。
フルプラの安易な切り売りではなく、ロープラならロープラとしての作品作りという点で、もう少し意識して考えて欲しかったようにも思いますね。

ランク:D-(凡作)


彼女のセイイキ dl

Last Updated on 2024-10-22 by katan

タイトルとURLをコピーしました