『PRIMAL×HEARTS』は2014年にWIN用として、ま~まれぇどから発売されました。
良く出来たイチャラブゲーでした。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・「ねえ、どっちを選ぶ?」
春、それは出会いの季節。
桜並木の中、俺は新しい学園への転入生活に胸をときめかせていた。
そう、校門をくぐるほんの数分前までは――
「伝統を重んじる月華会で決まりだよね!」「革新を求める天道会の方が楽しいわよ♪」
俺の転入する間ノ島学園には2つの生徒会が存在し、互いが常に競い合っていた。
両生徒会共に支持率は五分と五分のイーブン。
その均衡を崩すのが、俺が持っている最後の一票らしい。
そんなわけで、転入初日からてんやわんやの引っぱりだこ状態に。
「私たちと共に学園を盛り上げていこう!」「一緒に生徒会活動をしてくれますよね?」
間ノ島学園だけにラブアイランドな展開を期待したのに、
これじゃどっちを選んでもラフでタイラントな事態になってしまうかも!?
2つの生徒会からの期待を一身に背負い、どっちを選ぶのか悩ましい毎日が始まろうとしていた――
<感想>
本作は恋愛ものになるのですが、特にストーリー性を重視したという作品でもなく、端的に言えばイチャラブゲーになります。
この手の作品に関しては、他のジャンル以上に、自分がヒロインを好きになれたかが大きなウェイトを占めることになります。
そうなると主観的な好みに左右されることが多くなりますし、結局は好みの問題だろで終わりかねないので、記事として書く気にはなりにくいジャンルでもあります。
もっとも、本作に関しては、そういった主観面に依存する部分とは異なる要素で幾つか秀でており、それで扱うことになったという感じでしょうか。
さて、まずまっ先に思ったのが、システムが充実しているなということです。
個人的にはウィンドウが可変なのと、マウスジェスチャーに対応しているのは嬉しかったですね。
こういうのは早く他所でも標準化して欲しいものです。
そういや昔は「親が来たモード」とか、一瞬で画面が変わるシステムのあるゲームも多かったんですよね。
それがいつの間にか消えていったのだけれど、何故なのでしょう?
昔よりプライバシーが尊重されるようになったからなのでしょうか。
まぁ、やべぇすぐ消さなきゃという場面は、今はそうそうないのかもしれませんが、やっぱりあった方が助かる人もいるはず。
本作には「緊急回避モード」があり、しかもカスタマイズできます。
そういや、最初に「親が来たモード」を搭載したゲームは、確か85年の『ガールフレンドゆみこ』だったと思いますが、その時は東大受験用の英語のテキストが表示されたとか、そんな内容でしたよね。
表示される内容は各社の作品によって異なりましたが、中には、お前、それ絶対関係ないだろってのも結構ありまして。
せっかく「親が来たモード」に切り替えても、あんた何でそんなもの見てるのと聞かれて、かえってその説明に窮するという話も良く聞いたものです。
そういう意味では、緊急回避モードをカスタマイズできるというのは、とても良いことだと思います。
まぁ、現在はどれだけ注目する人がいるか分かりませんし、エロゲユーザーの高齢化が叫ばれる今日、むしろ「妻(ないし子)が来たモード」と名付けられた方が、しっくりくる人もいるかもしれませんがw
さて、本題に戻りまして、ヒロインも可愛いけれど、正直なところ、これだけだと他所と大差はないのでしょう。
しかし立ち絵の動きやエフェクトが細かく入りつつ、そして何より背景が綺麗なことが相まって、全体としてヒロインの可愛さが増してくると。
登下校での並んで歩く演出とか、カットインの多用とか、決して新しくはないのだけれど、全体的に過去の恋愛ゲーの良い部分を研究し、それらを上手く取り込んであるように思いました。
そういう意味では本作は、同系統の作品の中でも完成度が高いと言えるのでしょう。
また最近のイチャラブゲーではエロに関しても、以前よりも濃いものが求められる傾向にあります。
エロの良し悪しに関しては、自分はあまり書けないのだけれど、とりあえず本作はモザイクが非常に小さくて、ホントに最小限のサイズになっていまして。それで凄くエロく見えたのは確かですね。
<評価>
イチャラブ系のノベルゲーという同系統の作品の中にあっては、本作は比較的完成度の高い作品だと思います。
恋愛モノのノベルゲーを良く研究して作ったんだなと、その姿勢はハッキリと伝わってきますし。
その上で、もう一つ突き抜けた何かがまだないことから、総合でも良作としておきます。
あとはまぁ、最終的には好みになってしまいますけどね。
とりあえず、客観的に判断できる部分に不足はないので、キャラを見て可愛いなと思えるならば、十分楽しめる作品だと思いますね。
ランク:B-(良作)
Last Updated on 2024-10-22 by katan



