『機動戦士ガンダム ギレンの野望』は1998年にSS用として、バンダイから発売されました。
初代ガンダムファンにはたまらない作品でしたね。
<感想>
バンダイと言えば、ある意味ガンダムなわけで、ガンダム関係のゲームも80年代から幾つもありました。
最近は疎くなってきたり昔の記憶も忘れてきたりしているのですが、これでもかなりのガンダムファンで、知識だけなら近所レベルでは誰にも負けないくらいだったんですよね。
だから当然のようにゲームも手を出してきたわけです。
そのガンダムのゲームなのですが、当初はアクション系が多かったと思います。
その後純粋なSLGも出たのですが、戦術SLGばかりでした。
つまりどのゲームにしても、ガンダムの局地的な面をピックアップしたようなゲームばかりだったんですよね。
もちろん、ガンダムのアニメ本編だってアムロ中心なわけで、戦局の局地的な部分が中心になっています。
だからゲーム作りとしてもそうなるのは当然なのだろうし、王道でもあるのでしょう。
ただね、ガンダム好きってのはどこにでも一杯いると思いますが、私は比較的少数な属性だったのかもしれません。
周りがガンプラとかに走っている中で、どちらかというと資料集であるとか年表であるとか、そういう世界観や横の広がりの方に興味があったんですよ。
アニメだけを見ていると、アムロの活躍だけで全てが決着しているようにも見えます。
でも、大局ではもっといろいろあるわけで、そういうところに興味があったんですね。
そんな私にとっては、このギレンの野望は待望の作品だったわけですね。
かなり前置きが長くなりましたが、ギレンの野望は戦略SLGです。
プレイヤーは連邦軍のレビル将軍か、ジオンのギレン・ザビのいずれかを選んで進行することになります。
まぁ、ぶっちゃけて言えば、ガンダム版大戦略ですね。
ここまで一年戦争を大局的に扱った作品はなかったわけで、アニメとは異なった切り口でガンダム世界を表現できた点は、非常に大きかったのではないでしょうか。
これだよこれって感じで、発売時にはとても興奮したものでした。
ゲームとしても十分遊べましたし、これは名作と言って間違いないでしょうね。
ただ、純粋なSLGとして考えると、どうしてもガンダム版大戦略の枠で納まってしまった作品でしたし、やや大味だったようにも思うわけで、ガンダムに興味のないSLG好きがどれだけ満足できたかとなると、やや疑問は残るって感じですね。
そこら辺が名作だし好きな作品でもあるけど、傑作評価にまでは至らなかった理由だったりもします。
いずれにしても、98年は縦軸を扱ったGジェネがあり、そして横軸を扱ったこのギレンの野望もあったわけで、ガンダム好きとしては非常に満足度の高い幸せな年でした。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2024-12-24 by katan



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