『ユメミルクスリ』は2005年にWIN用として、rufから発売されました。
灰村キヨタカさんが原画を担当した作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
何事もそつなくこなしてしまう‘俺’は…ごく普通の少年。
イジメられたこともないし、加担したこともない。
うまく‘その他大勢’の一人として、のらりくらりと暮らしている。
そんな日々を、どこか虚しく感じてしまうお年頃でもある。
こうして、普通であることを維持しつつ、あまりにもズレすぎていてまるでエロゲーのヒロインみたいなあり得ない性格の女の子たちと、交流する日々がはじまった。
俺の器用さと……女の子たちと一緒に過ごして、自分をどこまで壊していくのか?
保つのかが今問われている。限りなく透明に近くてブルーな俺(得意技『自覚』)
クラスで総スカンをくらっている女、ヤク決めて繁華街で妖精を名乗るサイケな夜遊び娘、そしてすっげえ秀才なのにひたすら将来から逃げ続けることに頑張る先輩。
そんな四人のいまどきっ子が、手を取り合って落ちていく。
<感想>
内容的には鬱系のお話になるのでしょうか。
タイトルにクスリとありますが薬関係のルートは一部で、他にはいじめとか何か10代に悩みそうなことが題材に多い気がします。
それ故に、自分が思春期にプレイしていたら、もしかしたらいろいろ考えさせられたゲームなのかもしれませんね。
でも、それ以降はわりとどうでもよくなったり、自分なりに解決しちゃってたりしてるので、これを楽しむなら10代の頃が良いのかなと。
あれ、でもこれ18禁のゲームですよね。
そう考えるとプレイヤーにとっては、かなり賞味期限が短いゲームかもしれません。
いずれにしろ、プレイする気があるならお早めにってところでしょうね。
もっとも、じゃあ時期が合えば絶対に楽しめるかというと、必ずしもそうでもないように思えます。
そもそも本作は、田中ロミオ監修となっている作品でした。
ロミオさんは発想は良いけどテキストが駄目という印象が強かったので、監修の立場でアイデアを出しつつ文章は別人が担当するならば、もしかしたら化けるんじゃないかと思ったわけです。
しかし、結果的には監修の悪い面ばかりが出てしまったのか、結局何がやりたかったのかイマイチはっきりせず、主張の弱さが表れてしまいました。
それでいて、別人の文章も特に楽しめるものでもなかったですから、何となく中途半端な感じでしたね。
グラフィックが独特ながらも味のある雰囲気を有していただけに、ストーリー面の弱さで足をひぱったのが痛かったです。
<評価>
総合ではギリギリ佳作ってところでしょうか。
ストーリーはマイナス要因だと思うのですが、灰村キヨタカさんの絵は好きなんですよね。
特にこの作品では色合いもマッチしていて良かったですから。
このグラフィックで普通に萌えゲーをだされていたら、それだけで良作認定しかねないですし。
そういうわけでまだ10代でこの絵が好きで、少しでもこの作品に興味があるなら、躊躇わずできるだけ早いうちにプレイしてください。
どうせお金を出すなら楽しめた方が良いに決まってますから。
それ以外は絵買いなら元は取れるでしょうが、あとは好み次第になるように思いますね。
ランク:C-(佳作)

Last Updated on 2026-02-08 by katan



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