『ななついろ★ドロップス』は2006年にWIN用として、UNiSONSHIFT:Blossomから発売されました。
いとうのいぢさんが原画を担当した本作。
アニメでもヒットした作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
舞台は都会から少し離れているけれど田舎という程でもない静かな町、舞方市星ケ丘。
坂の上に展望台があり、夜になると流れ星がよく見える『世界で一番星に近い町』。
主人公はその町にひとつだけある学校、星城学園に通うごく普通の男の子、石蕗正晴。
学年がひとつ繰り上がってから少したった5月のこと、とあるハプニングであやしげな男が持っていたジュースを飲んでしまった事から、主人公は日が沈むと羊のぬいぐるみになる体質になってしまう。
そしてぬいぐるみになってしまった主人公を助けてくれたのは、園芸部の顧問、如月先生。
如月先生は『星のしずく』という不思議な力のもとを集めれば元の人間に戻ることが出来ると教えてくれる。
しかし『星のしずく』をすくいあげて集める事は、選ばれた女の子にしか出来ない。
如月先生が取り出した不思議な形の杖の持ち主に選ばれた女の子……それは、主人公のクラスメイトである、秋姫すももだった。
正体を知られれば本当の人形になってしまうという複雑な事情を抱えた主人公は、仕方なくぬいぐるみの国からやって来た「ユキちゃん」として、秋姫すももに『星のしずく』を集める事を依頼する。
こうして、昼は学校へ行き、夜はぬいぐるみになってすももの所へ行く二重生活を送ることに―。
<感想>
もともとは絵買いだったわけで、いとうのいぢさんが原画というだけでも期待したくなりますが、それを知らなかったとしても可愛く見えた絵でしたね。
ストーリー的には恋愛・純愛モノになるところ、そこにエブリデイマジック・魔法少女モノの要素が含まれています。
恋愛と言ってしまうとよくあるパターンに聞こえそうですが、実はかなり少女漫画チックなんですね。
それも一昔前の少女漫画のような感じで、昔好きで読んでいた頃を思い出したようでした。
いや、まさかアダルトゲームをプレイしていて、こっちがこっぱずかしくなるような、思わず赤面してしまうような、甘い甘い展開を見せ付けられるとは思いもしませんでした。
ヒロインのすももが純粋でとにかく可愛いくて、そのキャラの魅力が第一なんでしょうけどね。
それと同様に、この少女漫画的雰囲気こそが、最大の魅力なんでしょう。
もっとも、当然こういうノリが苦手な人も当然いると思いますので、その意味では人を選ぶと思います。
でも逆にこういう少女漫画的ノリが好きな人ならば、きっと楽しめるように思いますね。
ちなみに私は、一時期、購入する漫画の9割が少女漫画だったタイプなので、こういうノリは大好きですけどね。
<評価>
総合では限りなく名作に近い良作ってところでしょうか。
こういうのは立場的に微妙なんですよね。
少女漫画とかアニメでやれよと思うと、どうしても手段選択を誤ったように思えてしまいます。
でも今の少女漫画やアニメで、いきなりこの企画が通るのかと。
一昔の少女漫画と例えたように、今の少女漫画ではないわけですからね。
昔のアダルトゲームってのは、他所で表現しにくかったものを表現できる場でもあったわけです。
その機能を活かしたと考えるならば、決して手段選択は誤りではないと言えるかもしれません。
とはいうものの、懐かしいよな、自分は好きだよなというだけで、これは名作と言い切るほどの他と差別化できるほどの特徴はないわけで、個人的には凄く凄く好きな良作っていうところなのでしょうね。
Last Updated on 2026-02-15 by katan




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