『営業部第4課 牝豚調教飼育係』は2015年にWIN用として、スタジオ奪から発売されました。
タイプの異なる気の強い女性たちが魅力的な作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
とある広告代理店に勤務する、日向野唯士は、営業第4課所属の平社員。
部内トップの成績を誇る営業4課は、課長をはじめとして美人の女性揃いで、社内の花形部署と呼ばれていた。
そんな課内で少数派の男性である唯士は社内からある種羨むべき立場にあると目されているが、その実態は課のお荷物扱いだ。毎日のように課長や主任から罵声を浴び、蔑みと嘲笑の視線を注がれる悲惨な日々。
あまつさえペアを組むアシスタントの派遣社員からさえ馬鹿にされる始末だ。
<中略>
今まで信じていた女性さえ他の連中と同類だったと知り、唯士は復讐を決意する。彼女たちの尊厳を完膚なきまでに踏みにじり、性奴隷として身分をわきまえさせてやる、と。
そして最終的には、この課ごと破滅させてやるのだ。
正月休暇を前に、唯士は計画を練り始める──
<感想>
スタジオ奪の3作目ですね。
これまでのロープライスとは異なり、今作はミドルプライスになり、その分だけボリュームも増しています。
ここは寝取りに特化したブランドですので、今作も内容としては寝取りものになります。
もっとも、あらすじにもありますように、どちらかと言うと復讐ものと表現した方が適切でしょうか。
なお、序盤に誰を攻略するか選んだ後は、そのキャラのシナリオを読み進めるだけになりますので、独立した5本の一本道シナリオを読むという印象が強かったです。
キャラは個人的に絵が非常に好みということもありますが、タイプの異なる気の強い女性が5人いてエロも多いので、気の強い女性とのエロ目的であるならば、満足度は高まるでしょう。
そういう意味では十分に楽しめたのだけれど、今作は全体のボリュームが増えた以上にキャラが増えたこともあってか、各シナリオのラストはあっさりめ。
特にENDがあっさりだったこともあって、ちょっと物足りなさも感じました。
個人的には、デビュー作とかの方が楽しかったですね。
抜きゲーとしての総合力は上昇したかもしれないけれど、デビュー作に見られた、こだわりのような部分は影を潜め、何だか普通の抜きゲーになったように感じたのが、個人的には最も残念でした。
まぁ、従来は一人のライターであったのに対し、今作は複数ライターなので、その辺の影響もあるのでしょうね。
過去作が作品なら、今作は商品であり、エロ目的の商品としては十分な質があるのだけれど、根本的なところで方向性が変わったのであり、それが自分の求めるところとは異なるということなのでしょう。
私みたいに、このブランドならではの何かを求めるならば、本作は特にオススメしないですが、エロに関しては進化していっていると思いますので、キャラが好みでエロ目的ならば、十分楽しめるように思います。
ランク:C-(佳作)
Last Updated on 2024-09-27 by katan
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