『あえかなる世界の終わりに』は2005年にWIN用として、キャラメルBOXから発売されました。
おとボクで注目を浴びたキャラメルBOXの、次のオリジナル作品が本作でした。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
ヒロインは複数いるのですぐが、事実上の1本道であり、1週目はクリアに時間がかかるものの、フルコンプまでの時間はさほど増えないタイプになります。
あらすじ・・・
家族をA.Iの誤作動による事件で亡くして以来、その類のものに忌避感を持つ主人公は、CQショットと呼ばれる競技のプロ選手として生計を立てていた。
一方で学生生活は、幼馴染の【柚子】、悪友の【虎太郎】、【竜平】のおかげで、誰からも好かれる、という訳ではないが、可も無ければ不可も無い、それなりの生活を送ることが出来ていた。
そんな折、【柚子】から、彼女の友人である【千冬】のボディガードをして欲しいという頼み事を受けることになる。
どうやら彼女は最近ストーカーらしき男の視線を感じていて、それにひどく怯えているようであったが、主人公はそのストーカーに一種疑問のようなものを抱いていた。
それと時を同じくして、主人公の下に、ある厄介者が舞い込むことになる。
彼女の名前は【リップル】。
ふとした理由で主人公と生活を共にすることになった彼女は一体何者なのか…?
そして【千冬】を付け狙う男の目的は…?
<感想>
『処女はお姉さまに恋してる』で注目を浴び始めたキャラメルBOX。
同じ2005年には、本作も発売されています。
おとボクで注目して本作もというパターンも多かったかもしれませんが、私は初代おとボクはあまり楽しめず、『おとボク2 2人のエルダー』でこのブランドが好きになったので、それで遡ってプレイというパターンになります。
本作は、近未来と裏社会を舞台にしたサスペンスものになります。
おとボクは女装ものであり、かなりの変化球でした。
そういう意味では、本作の方が一般向けのようにも思えるのですが、おとボクがユーザーにうけたということをふまえると、どっちが一般向けと決めるのも難しいかもしれませんね。
どちらの作品も、原画は、のり太さんになります。
のり太さんの絵は、後の作品ではかなりよくなるのですが、この頃の作品は、まだ洗練されていないというか、個人的には野暮ったくみえてしまい、あまり印象は良くありません。
ストーリーは、盛り上がるところ、良いところはあるのですが、これはテキストが悪かったとなるのでしょうか。。
どうでも良い部分まで細かく書いて冗長になり、主人公が必要以上に抜けていることも相まって水増しのように感じます。
プレイヤーの誰も騙されないようなことに主人公が気付けず、プレイヤーに明かされていない状況を主人公が把握してたりする等、プレイをしていてどうも一体感が薄く感じられ、ストーリーに入っていきにくくなっています。
同じストーリーでも、テキストが変われば、もう少し面白くなっていたかもしれませんね。
<評価>
部分的には楽しめるところもあったのですが、如何せん冗長な印象がつきまとい、総合でも凡作といえるでしょう。
女装ものより楽しめるかもと思っただけに、ちょっと残念でした。
Last Updated on 2026-02-15 by katan



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