『VIPER V10』は1994年にPC98用として、ソニアから発売されました。
ソニア得意のフルアニメーションのゲームですね。
VIPERシリーズでも屈指の人気を有する、剣道娘の藤堂あすかが初登場した作品でした。
<概要>
ソニアのいわゆるVシリーズには、V6、V8、V10、V12、V16の計5本があります。
もっとも、これらは内容的に繋がりがあるわけではなく、ゲームデザイン面に共通点があったシリーズでした。
すなわち、Vシリーズは2本ないし3本の短編シナリオから成る、オムニバス形式のフルアニメのADVだったのです。
そしてこのV10にも『ノーザン・ライト 』、『リア・アンダー』、 『チルドレンズ・プレイ』の 3本の短編が収録されています。
<感想>
フルアニメ系のゲームは少なからず好きな人がいると思いますが、いつの時代もユーザーが好みで選べるほどの数はなく、なかなか難しい分野でもあります。
結局、どの時代も少数のブランドが奮起しているイメージが強く、PC98時代に関して言えばソニアが第1人者というか、もう独壇場でした。
私も良く動くゲームは好きなので、ソニアのゲームは好んでプレイしたものです。
とは言うものの、グラフィックでは文句なしのソニアでしたが、正直ストーリー的には大したことがないのがほとんどで、V10でも、覚えているのは『ノーザン・ライト』だけだったりします。
ちなみに、『ノーザン・ライト』にしても中身は普通の恋愛もので、ストーリー自体はいたって平凡だったりします。
ただ、『ノーザン・ライト』の場合、とにかくキャラが可愛かったのです。
『ノーザン・ライト』のヒロインである剣道娘の藤堂あすかは、ソニア作品でも屈指の人気をほこっていたはずですしね。
そのおかげもあってか、後に『ノーザン・ライト』の続きが、『VIPER CTR ~あすか~』という名前で発売されています。
『VIPER CTR ~あすか~』に関しては以前に書いたことがあるのですが、個人的にはVIPERシリーズの最高傑作だと考えています。
もちろんどれが最高かは人それぞれなのでしょうが、人気投票をやれば絶対に上位にくるでしょう。
VIPERシリーズに手を出すなら『CTR』は絶対にやってもらいたいし、その『CTR』を楽しむにはこの『V10』が必要となってくるんですね。
だからこのゲーム自体は特別優れているとは思わないのですが、VIPERシリーズを語る上では外すことの出来ない1本とも言えるわけで、VIPERシリーズに手を出す人にはぜひやってもらいたい作品なんですよね。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2024-10-05 by katan



コメント