エヴァーメイデン ~堕落の園の乙女たち~

2022

『エヴァーメイデン ~堕落の園の乙女たち~』は、2022年にWIN用として、ライアーソフトから発売されました。
ライアーの百合ゲーで、しかも原画が大石竜子さんということで、注目していた作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
マップ上から移動先を選ぶタイプになります。

あらすじ・・・
舞台は霧といばらで外部と隔絶された学園、「プエラリウム」。
厳しい規律に守られた園には、絶えず張りつめた空気が満ち、
乱れのない時間が流れていた。
しかしある朝、門の前に倒れている少女が発見される。
この門はいつも閉ざされていて、限られた機会にしか開かないはずなのに。
警戒の視線の中、問われるがままに、少女は名乗った。
──「アルエット」。その瞬間、錆びつき沈黙を保っていた時計塔の鐘が、
とてつもない轟音で鳴り響いた。
「時計塔の鐘が鳴る時、この学園に遠からぬ終焉が訪れる」
噂話がほのめかす通り、それはプエラリウムにおける、
悪夢じみた長い混乱のはじまりだった。
その後、紆余曲折を経てプエラリウムの生徒となったアルエットは、
夜間外出禁止の禁を犯して、自室から外に出てしまう。
そこで見たのは、異界と化した学園と、殺意を帯びてうろつく異形の者。
そして、それらを決然と迎え撃つ、ある少女の姿だった──

<感想>

本作は、公式では百合ミスティックホラーADVとされいます。
ライアーソフトは、忘れた頃に良い百合ゲーを出してくるので、百合ゲー好きなら知っているブランドだと思います。
個人的にも百合ゲーは好きということもありますし、原画も特徴的であることから、注目していた作品でした。

ストーリーに関しては、とにかくスロースタートというか、立ち上がりが悪いというか、面白くなるまでに時間がかかる印象を受けました。
百合ゲーは雰囲気作りも大事になってくると思いますが、中途半端にストーリー性を出そうとしたからなのか、どうもこの雰囲気作りも上手くいっていないように感じます。
ジャンルとしては百合ゲーなのかもしれないけれど、百合ゲーに詳しい人に勧めるかとなると、少し首を傾げたくなります。

グラフィックも、今のエロゲでは珍しい画風というだけで、CGが綺麗というのとはまた違うのでしょう。
『徒花異譚』では演出等、魅せ方に工夫がなされており、それで非常に良い印象を持ち、それで本作にも期待したのですが、本作では演出等も平凡になっており、『徒花異譚』より大きく劣ります。

<評価>

あえてプレイするまでもなかったなということもあり、総合では凡作とします。

本作のライターの作品は何作かプレイしましたが、もうプレイしなくて良いかなと思いました。
ライアーソフトの作品は好きなものが多く、ここ数年に限っても名作と判断した作品はあります。
しかし、本作は、演出等も過去作より劣っているようで、個人的には残念な作品となってしまいました。

とはいえ、本作は、よくあるクローンのようなエロゲとは異なり、今のエロゲ市場の中では、似た作品がないのも事実なのでしょう。
そのため、刺さる人には刺さる可能性はありますので、グラフィック等に惹かれるものがあるならば、プレイしてみても良いかもしれませんね。

ランク:D(凡作)

駿河屋

DL版

Last Updated on 2024-04-20 by katan

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