EXTRAVAGANZA ~蟲狂編~

2016

『EXTRAVAGANZA ~蟲狂編~』は2016年にWIN用として、BLACK Cycから発売されました。

2006年に発売された『EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~』のスピンオフ作品になります。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・あの戦いから五年―。
かつて、Jinmu Corporation 社長の一人娘である神武 美弥香が誘拐され、彼女を救出するための戦いがあった。
深い森に潜むのは、蟲使いと呼ばれる一族の若者達。
対して送り込まれたのは、人間に蟲の能力を移植させた合成生物。
激しい戦いの中、やがて事態は獣魔蟲を巡る戦いへと移り変わっていく。
蟲使いを滅ぼすと伝えられる獣魔蟲。
その獣魔蟲の母親として、十年の歳月と共にした櫻井 夢美。
そして、獣魔蟲の確保を命じられたのは、蟲使い次期長のレン。
壮絶な死等の末、戦いは夢美の勝利に終わる。
五年後、Jinmu Corporationの社長に就任した美弥香の生活は多忙を極めていた。
経営難に陥った会社の再建のため、仕事漬けの日々。
私生活の全てを犠牲にする生活は当然楽ではなかったが、綾佳やユーリアの存在が彼女を支えていた。
そして、支えとなる人物がもう一人―。
「こんにちは。今日はまだ顔を合わせていませんでしたね、レン君」
美弥香達の新しい物語が、少しずつ回り始めていた…。

<感想>

『EXTRAVAGANZA』の本編が発売されたのが、2006年の秋のことでした。
もう、あれから10年近く経つのですね。
『EXTRAVAGANZA』本編の記事は以前に掲載していますし、最近も少し触れることもあったので、ここでは説明しません。
ただ、個人的には非常に好きな作品ですし、知らない人にはぜひプレイしてもらいたいです。

また、本作は、「10年前に失われた幻のルートADV」と題されており、本編のスピンオフ作品になります。
本編をプレイしないと、キャラとか全然分からないでしょうし、本編あってこそのアナザーストーリーでもあるので、今作だけプレイしても楽しめないと思います。
その意味でも、もし今作に興味を持った人で本編を未プレイならば、まずは本編をプレイしてください。

さて、肝心の内容なのですが、グラフィック・サウンド・ストーリーなど、全体的にシリーズらしさは一応保たれているので、ファンなら楽しめる内容だとは思います。

他方で、特別ここが凄かったというものもなかったのかなと。
ロープライスというか、ミドルプライスとの中間的な価格の作品ですが、どちらにしても価格相当のボリュームの作品であり、特に読み応えがあるわけでもないですしね。

<評価>

本編の主人公である夢見は、今作でも一応出てきますが、今作のメインキャラは美弥香やレンになります。
『EXTRAVAGANZA』の世界観を広げるという理由から、ファンなら楽しめる可能性は高いのでしょう。
その一方で、本作は夢見の物語ではないので、本編のファンだからといって、プレイ必須な作品とまでは言えないように思います。

したがって、まず本編未プレイの人は本編をプレイすること、その上で本編が気に入った場合、美弥香やレンの話に凄く興味があれば本作もどうぞってところでしょうか。
ただ、夢見の話ではないので、本編ファンでもプレイ必須とまでは言えないと。

個人的には、悪くもないけれど、特に印象に残るわけでもなく、やってもやらなくても構わない感じでもあり、総合では凡作としておきます。

当初の期待を考えると、少しもの足りなくもあるのですが、本作を通じて本編を知る人が増えるのであれば、本作を出した意義もあるのかもしれませんね。

ランク:D(凡作)


EXTRAVAGANZA ~蟲狂編~

Last Updated on 2024-09-01 by katan

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    本編でカットされた幻のルートということで、いざやってみるとこのルートは確かに特別必要ではないな~という感じでした。
    本当に低価格のおまけ作品なので、EXTRAVAGANZA本編のようなストーリーの分岐やハードな展開を期待した人は肩透かしを食らうでしょう。
    個人的には、本作をやることでEXTRAVAGANZA本編の世界観が多少広がっても、奥深さが増すということはなかったですね。
    結論としては、katanさんと同じく、やってもやらなくても構わないという感想でした。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    幻のルートって言われると気になってしまうけれど、
    「幻の」に重点があるのではなく、
    「本編でカットされた」の方に重点があると考えればって感じですね。

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