『巨娘国渡航記』は2007年にWIN用として、I-Raf-youから発売されました。
アイデア勝負の作品ではあるのだけれど、上手く作ってありましたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
商品紹介・・・
ガリバー旅行記二次創作
元禄2年(西暦1689年)徳川将軍家宣の世。
河内地方・大坂に済む主人公が、立ち寄ったガリバーと盃を酌み交わす。
意気投合した彼はガリバーに同行する。
……が、見知らぬ半島に漂流してしまう。
出会ったのは雲を突くように巨大な女の子!?
なんとその国は、人間の背丈が通常の十二倍もある
ブロブディンナグ国だった。
<感想>
圧倒的な体格差のギャップで楽しませるというのならば、何も巨大な女性を用意しなくても構わないのでしょう。
周りは普通だけれど、自分だけ小さくなってしまったというのでも、体格差によるギャップは楽しめるわけですし。
実際、エロゲも含めたエロ系ジャンル全体を見渡しても、主人公が小さくなってしまったという作品の方が圧倒的に多いでしょうしね。
だからまぁ、本作の生命線となるのは、小さくなっちゃった系の作品とは違うのだ、主人公を小さくさせたのでは駄目なのだと、巨大な女の子であることが肝要なのだと示すことができるのか・・・という点に尽きるのだと思います。
そしてその点に関して言うならば、本作は大いに成功したと言えるのだろうなと思うわけで。
にゅっとそびえ立つ女の子らの存在感は圧倒的で、あぁ~なるほどな~と思わず納得してしまいましたよ。
もちろんギャグっぽい展開は楽しめるし、テキストも良好なので、それで作品全体として楽しめるのですけどね。
でもそんなことよりも何よりも、なるほどと納得させることができた時点で、この作品は成功なんだと思います。
<評価>
アイデアを活かした一発勝負という意味では如何にも同人らしいし、その点では十分に成功した作品と言えるでしょう。
一歩間違えれば単に奇をてらっただけとも言われかねないところで、きちんと「違い」を示せた点は非常に素晴らしかったです。
ただ、それをふまえても小粒な作品ということも踏まえて、総合では佳作としておきます。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2026-03-22 by katan


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