『密室 Situation:Elevater』は2005年にWIN用として、無限軌道から発売されました。
トモセシュンサク絵でのAEアニメは破壊力がありましたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
後述するように短い作品ですし、選択肢でセーブしておけば攻略も容易でしょう。
商品紹介・・・響き渡る絶叫、助けを請う悲鳴、まろびでる嬌声。
そんなものは何の意味もなさない。密室という、牢獄の中では───
あるツイてない一日の終わり、あなたはエレベーターに閉じ込められた。
けれどもそれは、自分一人だけではなかった。
幼い姉妹、巨乳人妻、そして舞い込むさらなる餌食。
甘い体臭が香るほどの距離。徐々に滲み出る不安と恐怖。
無尽蔵に溢れ出すどろどろとした欲望の波に飲み込まれ、哀れな美少女たちの陵辱空間はここに実現する──!!
<ストーリー>
ストーリーは極めて単純でして。
ある日、主人公とヒロインがエレベーターに閉じ込められ、そこで主人公がヒロインに襲い掛かるという陵辱ものになります。
乗ったエレベーターの違いにより、ヒロインは人妻だったり、あるいはロリ姉妹になったりします。
個人的には熟女好きなので、人妻の方が好きですね。
まぁ、性格的にはカチンとくるキャラなのですが、そんなキャラだからこそ逆に陵辱しがいがあるっていう部分もありますから。
もっとも、陵辱するだけの内容ということもあり、フルコンプまでのボリュームはかなり短いです。
もし総プレイ時間を重視するのであれば、合わない可能性は大きいでしょう。
<感想>
ボリュームもストーリーもゲーム性も期待できない中で、唯一にして最大の特徴となりうるのがグラフィックなのでしょう。
本作のメインは凌辱シーンになるわけですが、そのHシーンはAfterEffectsによる秒間30fpsのアニメーションで作られています。
AEを用いたHシーンは、今ならそれほど珍しくもないのでしょう。
しかし本作が発売されたのは、2005年ですからね。
私は90年代から同人ゲームもプレイしていましたが、それは同人ならではの尖ったストーリー目当てであったり、ゲーム性やキャラ(アニメのパロキャラとかですね)目当てでした。
少なくとも2004年くらいまでは、同人にグラフィックの質を求めるようなことは、まずなかったように記憶しています。
まぁ価格も安いですから、多少しょぼい絵であっても、そこは目をつぶろうってケースも多かったんですよね。
そういう意味では、2005年辺りが状況の変わった転換点だったのかもしれません。
2005年と言えば『陽射しの中のリアル』が高い注目を浴びましたし、グラフィック面でも商業作品を凌駕する作品が出てきましたからね。
同人でグラフィックの優れた作品が出てくることは、個人的には嬉しくもあり、それ以上に驚きでもあったのです。
AEアニメも当時はまだ一般的ではなく、商業フルプライスで本当に満足できる物が出てきたのも、個人的な印象とはなりますが、大体2008年頃でしょうか。
従って、2005年における本作のAEアニメは、文句なしに大きな長所となりえたのです。
ましてや、本作の原画はトモセシュンサクさんですからね。
この時はまだ、そんなに人気だったとは思わないのだけれど、それでもキャラが可愛いことに変わりはありません。
その後にも幾つもアダルトゲームの原画を務めていますが、『暁の護衛』なんてエロシーンが酷過ぎて、普段はエロシーンにこだわらない私でも腹が立ったものです。
トモセシュンサクさんの絵で濃厚なエロを望むなら、新しい作品よりも本作の方が上でしょう。
AEアニメ自体のインパクトは今は失われたかもしれませんが、この絵でという限定が付くならば、今でも大きな意義を有します。
<評価>
この時期にこの価格でこのグラフィックは凄いということで、長所だけなら名作級の本作。
他方で、それ以外の部分は物足りなかったりしますからね。
総合では佳作ってところでしょうか。
グラフィックの持つ魅力は年々失われてしまいますので、優れたアニメーションという観点からは、今は他の作品もあるのでしょう。
しかし上記のように、この絵が好きというならば、今でも十分楽しめる作品かもしれませんね。
Last Updated on 2026-02-14 by katan



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