少女連鎖 ~Heart of the distortion~

2005

『少女連鎖 ~Heart of the distortion~』は2005年にWIN用として、ZEROから発売されました。

少女に責められたい人向けのマゾ向けゲーになります。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじは以下の通り。
とある女の子の家庭教師として、屋敷に招かれる主人公。
そこで主人公は無理やり拘束され、射精させられ、童貞を奪われる。
肉体的に、そして精神的に女の子に責められ屈服する恥辱。
なのにそこから湧き上がる、抗えない快感。
徐々に主人公の中の、秘められたM性が開花していく。

エッチシーンでの主人公は、常に受身の姿勢。
エッチの主体を握るのは、女の子達です。
ある時は女の子によって強制的に、ある時は女の子からの命令に従わされて。
そしてそのどれもが、主人公が心の奥底で望んでいた事なのです。

<感想>

さて、本作は金髪でロリなまゆら様に調教してもらう作品になります。
内容は良くも悪くもそれだけなので、マゾの気が全くない人には全然楽しめないのでしょう。
逆に、まゆら様に調教されたいと感じる人ならば、楽しめる確率は格段に高くなります。

まぁとりあえず、M向けゲーが好きなら買っとけという気もしますが、しいて言うならば、ロリなお嬢様に甘く特殊なシチュで、快楽に導いてもらいたい人向けなのでしょうね。

責められるシチュにこだわる人、つまり場面を重視する人には向いているのですが、本作はシチュだけが先行しストーリー性は希薄です。
したがって、場面でなく過程・流れを重視するマゾ好きの場合だと、少し物足りなく感じるかもしれません。
私は流れを重視しますので、場面をつなぎ合わせただけのような本作には、少し物足りなさを感じてしまいました。

他にも、本作がミドルプライスの作品であることを前提にしても、37枚という基本CGの枚数は少なすぎます。
また、シナリオ量も少なく、すぐに終わってしまうんですよね。
プレイ時間や枚数という客観的に判断できる部分に関しては、同年代の他のゲームと比べても寂しいです。
さらに、その少ないボリュームの中で、まゆら様以外にもいろいろ登場しますので、まゆら様のシーンというのが思ったより多くないわけでして。
このボリュームならば、まゆら様との1対1で掘り下げてくれた方が、もっと面白くなったでしょうに。

<評価>

何だか書き出したら不満が一杯出てきてしまいましたが、今となってはマゾ向けゲーとしても物足りなさが残ってしまうものの、当時としては他の選択肢が少なかったですからね。
その希少性も加味しまして、佳作としておきます。

それにしても、ゲームがユーザーの声を反映すると言うのであれば、巷で言われる男性の草食化の表れと言えるのでしょうか。
マゾ向けゲーというのは、探せばもっとあるかもしれませんが、パッと浮かぶので『PILcaSEX』(1996)や『MHARD』(1997)があります。
もっとも、90年代は調教SLGが元気だったこともあり、SとMで言えばS向けの作品が大半でした。
マゾ向け作品が増えだしたのはゼロ年代に入ってからであり、特に目立ちだしたのはゼロ年代後半に入ってからになるでしょうか。
そう考えると、ゼロ年代後半の収穫の一つが、マゾ向け作品の進化なのかもしれませんね。
したがって、今でこそ、同系統の作品もそれなりにあるものの、本作の発売された2005年は絶対数がまだ少ない頃であり、マゾ特化作品が出されたというだけでも意義があったということでしょうね。

ランク:C-(佳作)


Last Updated on 2026-02-13 by katan

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