愛乃にゅうろおだあず vol.6

1988

『愛乃にゅうろおだあず vol.6』は、1988年にPC88用として、エレインソフトから発売されました。

PC88時代の同人のノベルゲームであり、同サークル第3弾となる作品でした。

<はじめに>

『愛乃にゅうろおだあず vol.6』というタイトルなのですが、1~3はゲームではありませんでした。
ゲームになったのは4からであり、したがって本作は、同シリーズのゲームとしては第3弾となります。
4と5はつながっていないのですが、5と本作は主人公が一緒です。
もっとも、内容はほとんどエロだけなので、別に5をやっていなくても、本作のプレイには何ら支障ありません。

<ゲームデザイン>

本作のゲームジャンルはノベル系ADVになります。

もう何度も繰り返し書いているので、これまでに私の記事を読んだことのある方であれば、当然分かり切っていることだと思いますし、またかよって思うかもしれませんが、世間では未だに勘違いしている人もいるようなので、簡単に書いておきます。

1986年に『ドラゴンクエスト』がファミコンで発売され、それで多くの人がRPGを知りましたし、RPG人気につながりました。
しかし、仮に『ドラゴンクエスト』がどれだけ面白かろうとも、そしてRPGの普及にどれだけ貢献していようとも、決してRPGの元祖ではありません。
80年代前半から、PCでは既に多数のRPGが発売されていましたし、いくつもの名作が誕生しておりました。
ただ、当時はPCを持っている人が少なかったことから、ドラクエで初めてRPGを知った人が多かったにすぎません。

ノベルゲームにも、同じ様なことが言えます。
1992年にSFCでサウンドノベルが発売され、それでノベルゲームを初めて知った人が一定数いましたが、決してサウンドノベルはノベルゲームの元祖ではありません。
80年代には、PCで幾つものノベルゲームが存在しているのです。
特に同人ゲームなんてのは、商業作品より技術が劣るという点は、いつの時代も同じであり、作成が簡単なノベルゲームが多くなる傾向があります。

本作も、そんな中の1つです。
選択肢を選ぶことによりストーリーが分岐し、読み進めていく作品であり、今のノベルゲームと構造的には全くかわりありません。

<感想>

本作の主人公は、アイドルの「かなみ」ちゃんです。
プレイヤーはかなみちゃんとなって、1日を体験するという内容になります。

一部、5の記事をそのまま流用しましたが、本作は5と同様に、ひたすらHばかりです。
今風に言うと、抜きゲーとなるのでしょうね。

<評価>

可愛いキャラでお手軽にHを楽しめるものの、5のマイナーチェンジでしかなく、ファンでなければ、あえてやるまでもないということで、総合では凡作としておきます。

キャラが可愛かったので、個人的には結構好きでしたけどね。
ただ、このシリーズに関していえば、4の出来が一番良かったように思います。

定期的に、この手の作品を紹介しているので、いつも見ている人は何度もしつこいと思われる方もいると思います。
ただ、どうしても未だに勘違いしている人がいるものですから。
ノベルゲームは80年代から存在していたのであり、ノベルゲームの歴史を追いかける人には、80年代から始めないとダメだということは認識してほしいものですね。

ランク:D(凡作)

Last Updated on 2025-10-14 by katan

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